最近ブログサボり気味、尚かつ日記や告知ばかりになってしまっていたため今夜は少し記事っぽい事を書きます。
しかしかなり主観的な文章なのでご期待なさらずに。
さて、今夜僕が書き綴るのはタイトルにもある通り『何故バンクシーの映画「Exit Through The Gift Shop」の街頭広告には興奮しないのか。』ということです。
先日、渋谷の街頭に7月公開予定の映画の街頭広告が出現しました。
(まだ現場拝見していないため画像はオフィシャルサイトからリンク貼付けしました)
これは世界的に有名なBanksyというグラフィティアーティストの映画の広告なのですが、グラフィティならではのこの大胆な広告デザインがツイッター等で話題になって(いるような気がして)います。
これは世界的に有名なBanksyというグラフィティアーティストの映画の広告なのですが、グラフィティならではのこの大胆な広告デザインがツイッター等で話題になって(いるような気がして)います。
大胆にドリップ(インクが垂れている事)した矢印の先にはバンクシー特有のステンシルタッチのネズミさん。
かっこいいですよね?
「Banksyが来日している?!」等色々噂が飛び交っていて真偽はわかりませんが、僕はこの広告がBanksy本人、もしくはそうでない人物(日本のスタッフさん等)どちらに描かれていたとしても全くを魅力を感じる事ができませんでした。
ではそれは何故なのか!
その理由はこの絵(広告)が「合法的に」描かれているからです。
一般社会では全く通用しない事ですが、僕の考えるグラフィティにおける大きな魅力は「非合法であること」。
もちろん「合法的に」描かれた作品も素晴らしいと思いますが、僕個人としては「非合法な」シチュエーションで描かれている作品に強く心動かされます。
そして今回のこの広告で僕が一番萎えたポイントは「きちんと養生されて作品が描かれたこと」です。
画像を拡大して頂ければわかるのですが、壁ではこんなにペンキが垂れているのにキレイに路面のレンガにはペンキが一切付着していません。
公共の広告であるため仕方のない事だと承知していますが、この点はまず広告を見た瞬間にガッカリした点です。
もし本当にBanksyが日本に来てこの広告を描いていたなら、それは実に情けない光景であったに違いない。
ちなみに少し前のニュースになってしまいますがKidultによるNYのSupreme店頭のボム。
SupremeとKidultは交友関係もあるらしく「合法」なのか「非合法」なのかハッキリとわかりません。(わかる方教えて下さい)
しかし、こちらの「広告」には、「合法的に」描かれたものであったとしても「非合法で」描かれたかのように魅せる力がありますね。
といった感じであまり上手くまとめる事ができませんでしたが、あくまでは僕個人の意見ですのでグラフィティ好きの方でも全く違った意見のある方もいらっしゃるので一概には受け止めないで下さい。
そして今回のBanksyの映画を通じて、グラフィティに興味を持って探求していくヘッズが増えたらそれはとても素晴らしい事です。
とにかく映画「Exit Through The Gift Shop」は7月16日(土)より全国順次公開開始ですので、皆さん観に行きましょうね。
daisuke
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